パンク・タイヤ

スペアタイヤ交換のやり方|ジャッキアップの手順と応急用タイヤの注意点

パンクした車のタイヤと、交換用のスペアタイヤ・ジャッキ・修理工具のイラスト

パンクしたとき、スペアタイヤと工具が積まれていれば自分で交換できる場合があります。 この記事では、ジャッキアップからナットの締め方までの手順と、 交換後の応急用タイヤ(テンパータイヤ)で走るときの制限を、特定の会社をすすめずに整理します。

※本ページはアフィリエイト広告を含む場合があります。詳しくは末尾の広告に関する表記をご覧ください。

重要:ジャッキアップポイントの位置や工具の格納場所は車種によって異なります。 作業前に必ずお車の取扱説明書をご確認ください。交通量の多い場所・傾斜地・不安定な地面では作業せず、 ロードサービスへの依頼をおすすめします。

準備するものと作業前の確認

多くの車では、スペアタイヤと工具はトランク床下などに格納されています。次のものを確認してください。

作業前に、次の3点を確認してください。

高速道路上では自分で交換しないでください。 後続車との事故の危険が大きいため、車外の安全な場所に避難して救援を呼ぶのが原則です。 詳しくはパンクしたときの対処法をご覧ください。

スペアタイヤ交換の手順

一般的な手順です。順番のポイントは「ナットを緩めるのは接地したまま、締めるのも接地させてから」です。

  1. ハザードランプを点灯し、輪止め(なければ石など)を対角のタイヤにかます
  2. ホイールキャップがあれば外し、タイヤが接地したままの状態でナットを半回転ほど緩める(反時計回り)
  3. 指定のジャッキアップポイントにジャッキをかけ、タイヤが地面から少し浮くまで上げる
  4. ナットを全て外し、パンクしたタイヤを外す
  5. スペアタイヤをはめ、ナットを手で仮締めする
  6. ジャッキを下げてタイヤを接地させ、対角線の順番で数回に分けて本締めする
  7. 外したタイヤと工具を積み込み、忘れ物がないか確認する
ナットは隣り合う順ではなく、対角線の順(星を描く順番)で少しずつ均等に締めます。 片寄って締めるとホイールが傾いて固定され、走行中のブレや脱落の原因になります。 可能であれば、後日整備工場などで規定トルクでの増し締めを受けると確実です。

ジャッキアップの注意点

応急用タイヤの制限(速度・距離)

スペアタイヤの多くは、通常タイヤより細い応急用タイヤ(テンパータイヤ)です。あくまで一時的な使用を前提とした設計で、次のような制限があります。

項目一般的な目安
速度80km/h以下が目安とされることが多い
距離長距離走行は不可。修理・交換先までの移動にとどめる
空気圧通常タイヤより高い指定(例:420kPa程度)のことが多い
装着位置駆動輪を避ける指定がある車種もある(取扱説明書を確認)

制限値は車種・タイヤにより異なります。応急用タイヤの側面表示と取扱説明書を必ずご確認ください。

応急用タイヤ装着中は、急ブレーキ・急ハンドルを避け、できるだけ早く整備工場・タイヤ販売店でパンクしたタイヤの修理または交換を受けてください。

交換後にやること

自分で交換できないとき

スペアタイヤがない、工具の使い方に不安がある、場所が危険――そのような場合は無理をせずロードサービスに依頼してください。 多くの自動車保険には、現場でのスペアタイヤ交換作業に対応するロードサービスが付帯しています(対応範囲・回数は契約によります)。 詳しくはパンク・タイヤトラブルと保険ロードサービスをご覧ください。

いざという時に慌てないために、備えを確認しておきましょう。

パンク時の保険ロードサービスを確認する 車載しておきたい対策グッズを見る

よくある質問(FAQ)

一般に速度80km/h以下が目安とされ、長距離走行や高速道路の連続走行は推奨されません。修理・交換先までの一時的な移動にとどめてください。制限は車種・タイヤにより異なるため、側面表示と取扱説明書をご確認ください。
対角線の順(星を描く順番)で、数回に分けて少しずつ均等に締めます。片側だけ先に締め切るとホイールが傾き、走行中のブレや脱落の原因になります。後日、規定トルクでの増し締めを受けると確実です。
近年はスペア非搭載でパンク応急修理キットのみの車が多くあります。軽度のパンクなら修理キットで応急処置できる場合がありますが、対象外の損傷ならロードサービスに依頼してください。

ご利用にあたっての注意

  • 掲載内容は作成時点の一般的な情報であり、最新性・正確性を保証するものではありません。
  • 作業手順・ジャッキ位置は車種により異なります。必ず取扱説明書・公式情報をご確認ください。
  • 危険を伴う状況では無理をせず、安全を最優先に行動してください。

免責事項・広告に関する表記

本記事は一般的な参考情報であり、個別の製品・契約・サービス内容を保証するものではありません。利用により生じた損害について当サイトは責任を負いかねます。当サイトはアフィリエイト広告(成果報酬型広告)を含む場合があり、リンク経由の購入・申し込み等で報酬を得ることがありますが、内容の評価に影響しないよう努めています。